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ヤクルト・奥川恭伸、現状維持の2100万円で更改 980日ぶり勝利も「全然チームの力にはなれなかった」

更改後の会見で、来季の目標を記した色紙を披露するヤクルト・奥川恭伸=東京都港区(撮影・長尾みなみ)

ヤクルト・奥川恭伸投手(23)が5日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の来季年俸2100万円でサイン。1軍に復帰した5年目のシーズンを振り返り、うれしさと悔しさを口にした。

「980日ぶりに1軍で復帰して勝って、すごくよかったなと思うところもあったシーズンだったんですけど、それでも一年間通して、というところでは全然チームの力にはなれなかったので、悔しいシーズンでもありました」

今季は、6月14日のオリックス戦(京セラ)で808日ぶりの1軍登板を果たすと、5回7安打1失点の力投で2021年10月8日の阪神戦(神宮)以来、980日ぶりに勝利。復活を果たしたが、シーズン終盤は腰痛を発症し、7試合の登板(先発は6試合)で、3勝2敗、防御率2.76に終わった。

球団からは「やはり1軍にいてもらわないといけない選手、ローテーションを中心として回ってもらわないといけない選手だから、来年は期待している」と期待の言葉をかけられたといい「もちろんそうならないといけないなというのはずっと思っていますし、もう一度チームの優勝、日本一というところに向けても、すごく重要なところだと思うので、悔しいシーズンは続いていますけど、来季は頑張りたいなと思っています」と言葉に力を込めた。

色紙には「邁進」と記し、「来年は本当に一年間突っ走るようなシーズンにしたいなという思いで書きました」と思いを明かした奥川。目標を「先発で20試合登板」に掲げ、1月の能登大震災で被災した地元・石川県のファンに向けて「やっぱり野球を通していいニュースを石川の皆さんに届けたいなという思いなので、来季はたくさんいいニュースを届けられるように頑張りたいです」と意気込んだ。


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