今季限りで現役を引退する阪神・秋山拓巳投手(33)が13日、鳴尾浜球場で2軍練習後に取材に応じた。
「開幕前から今年ダメだったら、という気持ちでやっていた。膝の状態も良くなりそうにないし、というのが一番ですかね」
2010年に西条高からドラフト4位で入団し、今季がプロ15年目。18年には右膝のクリーニング手術を受け、その後は20、21年に2桁勝利を挙げるなど結果も残したが、「(膝は)一回もスッキリすることなく」と苦しい日々だったことを明かした。
練習前には投手陣に向けて言葉をかけた。「僕が諦めずにやってきて、何度も這い上がれていた。ファームの子たちも頑張っているでしょうけど、結果の世界なので『頑張って上(1軍)でやらないと、こうやって野球ができなくなるよ』という話をさせてもらいました」と多くの後輩たちへメッセージも送っていた。
今後については「ファームで、もう少しで1000イニング到達なので、そこをクリアさせてくださいということで、2回ぐらい(機会を)もらいました」。この日も仲間とともにキャッチボールやランメニューをこなしたように、最後の雄志を見せるために継続して練習に励んでいく。