8回 ヤクルト・オスナが勝ち越しの左越え2点本塁打を放ち、出迎えた村上宗隆とタッチを交わす。6対4=神宮球場(撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、ヤクルト6―4DeNA、16回戦、DeNA10勝6敗、20日、神宮)今のヤクルトに、村上とオスナのアベック弾ほど心強いものはない。
村上の追撃の一発は、フォークボールか沈む球か、いずれにしても外角の高めに抜けたもの。石田裕の失投といえば失投ながら、うまく反応した。強引なスイングにならず、素直に左翼へ運んだ。1打席目に中前打を放ち、二盗も決めたことで、気分的にも楽に構えられたのだろう。
オスナの1本目は、代わったばかりの山崎の初球。真ん中から内角へ入ってきたストレートを、左翼へ。ファーストストライクから甘い球は逃さないという持ち味を、みせつけた。中川虎から放った2本目の左翼ポール直撃弾は、風向きの後押しに加え、ライナーで運んだことが、ファウルにならなかった理由だ。
サンタナがいないため、得点力アップは2人のバットにかかってくることは、いうまでもない。2人のつながりと相乗効果に期待したい。(サンケイスポーツ専属評論家)