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【番記者のちょっといい話】DeNA・石田裕太郎は2軍で成長…まだ進化途上で開花はこれから

ファンとタッチを交わすDeNA・石田裕太郎=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)

(日本生命セ・パ交流戦、DeNA8―5ソフトバンク、3回戦、ソフトバンク2勝1敗、9日、横浜)DeNAのドラフト5位・石田裕太郎投手(22)=中大=がプロ初登板で先発し、5回5安打1失点で初勝利を挙げた。

芽吹きのときを待ち、根を伸ばしてきた。ドラフト1位の度会(ENEOS)ら同期入団の新人が次々とデビューを飾った中、石田裕は春季キャンプから2軍で汗にまみれてきた。

「長く野球をやるための1年目」と自らに言い聞かせ、ファームで先輩投手の練習姿勢や投球術に目を光らせた。大卒ルーキーは即戦力と見る向きがあるが、「焦る必要はない」という入来2軍チーフ投手コーチの言葉を心の支えに研鑽(けんさん)を積んだ。

入団時の体重は74キロ。180センチの身長からすると細身だった。フィジカル面に伸びしろがあり、大学時代よりも本格的なトレーニングで強化。5キロ増えた体つきは一回り大きくなった。

入来コーチは「制球力はプロ野球界でも上位に入る。目標を立ててコツコツできる選手。小手先でごまかすような投球はしてほしくない」と成長を願う。まだ進化の途上。これから開花のときが来る。(DeNA担当・鈴木智紘)

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