四回、本塁打を放った阪神・渡辺諒を笑顔で迎える岡田彰布監督=甲子園球場(撮影・林俊志) (セ・リーグ、阪神3ー0巨人、11回戦、5勝5敗1分、25日、甲子園)阪神が無安打無得点の屈辱から一夜明け、今季9度目の完封勝利で、首位での交流戦突入を決めた。二回に木浪聖也内野手(29)の二塁打で先制し、四回には「5番・三塁」に入った渡辺諒内野手(29)の1号ソロで加点。五回は森下翔太外野手(23)の適時打で3点目を追加した。6回3安打で2勝目のジェレミー・ビーズリー投手(28)は昇格後、11回連続、2軍を含めると40イニング無失点となった。七回以降は石井大智(26)、岩崎優(32)、ハビー・ゲラ(28)の3投手がゼロを重ねた。2006年9月16日、中日・山本昌に喫した無安打無得点後、9連勝を飾った岡田彰布監督(66)が今回も、今季最多観衆の前で連敗を阻止した。主な一問一答は以下の通り(成績=25勝18敗4分、観衆=4万2608人)。
ーー五回1死一塁で犠打
「近本もな。1、2番が昨日からタイミング合わんかったみたいやけど、向こうもそら左当ててくるけど、2番までで3番から右になるんで、何とかセカンド送っとけばね。そら大きかったよ3点目は」
ーー森下は一回に中前打。球場の雰囲気も変わった
「初回いうても、そうでもないんよ、おーん。アレはもう、初回からホンマ怒ったんやけど。いろいろあったからな、初回からな」
ーーエンドランか(一回1死一塁で中野が二盗敢行。森下はストライクを見逃し、バットを振らず。中野は二塁憤死)
「おーん、なあ。バット振らんと。エンドランというかな、バットな、あそこ簡単に見送ったからな」
ーー三回も森下の打席で動かした(無死一塁で初球から一走中野がスタートし、森下はファウル)
「このサインはこういうのと1回分からすために出したんや。打つだけじゃアカンからな3番いうのは。つなぎとかいろんな意味で、一番何でも出来る打順でないとな、3番はな、後ろにもつなぐ打ち方せんとアカンし。そのへんやな、アイツも打つだけじゃアカンからの」
ーー特に最近打ちたい意識が
「打てへんって。打率見てみいよ。そのへんやなあ。打つだけじゃ、アカンからのう。4回に1回打てへんねんで、そうやろ? おーん。なんかそれをつないだり、いろんな形でお前、3回に1回になったらお前、もっと打率も上がるわな」
ーービーズリーは安心して見ていられた
「そうや。今日のはな、こないだやっぱり初先発で、初回から飛ばして力んでっていう形やったけど、今日はもうね、ボールスリーとかなるけどな、やっぱりストライク投げられるからな」
ーー渡辺はいい当たりが
「今一番練習の時から調子いいのは渡辺やんか」
ーー右に対して内容がいい
「右なんかもう関係ないよ今はね。だから普通あんなところで代打出せへんけどな、ヒット欲しいからやっぱり調子のええヤツで行ったんやけど、昨日もなあ」
ーー相手投手に関係なく調子のいい選手を三塁で使っている
「糸原もなあ、最初だけやったな、先発でいいの。代打向きなんかな、最近、内容良くないよな、スタートで行った時な。終盤に残しときたい選手やし、というのもあるしな」
ーービーズリーはこのまま回ってくれたらありがたい
「そらまだ点取られてないもん。すごいやん、そんなん。なんか打ちづらいんやろな」
ーー打線の奮起は
「奮起まではいかんなあ。明日もう1試合やな。明日点取ったら奮起って言えるなあ」
ーー06年は翌日も完封勝ち
「そら覚えてない。完封勝ちしてんの? あっそう。何点取ったん?」
ーー2点
「今年の方がええやん」