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【荒木大輔 ピッチbyPitch】巨人・堀田は速球を軸にストライクゾーンで勝負 ローテ定着へ気迫も伝わった

3勝目をマークした巨人・堀田賢慎(撮影・今野顕)

(セ・リーグ、巨人4―0DeNA、8回戦、巨人5勝3敗、15日、福井)巨人・堀田のピッチングは「すごかった」と表現するしかない。今季ここまでで、自信をつけたのだろう。速球を軸に打者を攻め込み、ストライクゾーンで勝負できていた。

筒香との対戦も見応えがあった。特に四回2死後。長打警戒の状況で、カウント2-0からストレートを4球続け、空振り、見逃し、ボール、そして左飛。スピードガン表示は140キロ台後半ながら、実際は150キロを優に超えるように映る。空振りになった球は、バットのかなり上を通過している。相当なスピン量を感じさせた。

スタイルからして、投球数が増えてもおかしくない。また、打順2巡目以降が課題だったようだが、この日はイニングごとにコンスタントにまとめた。テンポがよいから、バックにリズムが生まれる。岡本和、吉川、坂本、門脇と、内野陣が好守備を見せたのも、うなずける。

先発ローテーション定着のチャンスを逃してなるものか、という気迫も伝わってきた。内海コーチの「チャンスはピンチでもある」との言葉も、プレッシャーではなく、刺激剤と受け止めることができたか。次回の先発マウンドもぜひ、見たいものだ。(サンケイスポーツ専属評論家)

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