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巨人・坂本勇人、「恐竜王国」福井でまた球界に足跡 通算3716塁打で大島康徳に並ぶ歴代17位、安打数で「打撃の神様」抜いた翌日

快勝に坂本は笑顔でハイタッチした(撮影・佐藤徳昭)

巨人は15日、DeNA8回戦(福井)に4-0で勝利し、2連勝。首位をキープし、2位阪神とのゲーム差は0・5のままとした。坂本勇人内野手(35)が第1打席で左前へ先制打を放ち、自身の現役最多を更新する通算3716塁打をマーク。大島康徳(中日、日本ハム)に並ぶプロ野球歴代17位に浮上した。14日に通算安打数で「打撃の神様」川上哲治(巨人)を抜いて同13位としたのに続き、この日も着実に数字を積み重ねた。

1回裏、巨人の坂本勇人が適時左安打 =福井県セーレン・ドリームスタジアム(撮影・今野顕)

「恐竜王国」福井で巨人・坂本がいきなり相手投手陣に襲いかかった。一回2死一、二塁で石田健の真ん中低めの直球をはじき返し、左前へ先制適時打を放った。

「先制点が大事なので、先に取れてよかった。たくさんのジャイアンツファンに勝利を見せられてよかった」

坂本はこの安打で通算塁打数を3716とし、大島康徳に並ぶプロ野球歴代17位に。前日のDeNA戦(富山)は通算2352安打目を放ち、川上哲治を抜いて同13位、球団歴代3位とするなど連日の活躍だった。


8年ぶりに主催試合が行われた福井は記録に縁のある場所だ。球場と同じ敷地内には「9・98スタジアム」という陸上競技場がある。2017年9月9日、当時東洋大4年の桐生祥秀が男子100メートルで日本選手初の9秒台となる9秒98の日本新記録(当時)を計測したことにちなんで名付けられたもの。そんな偉業を生んだ地が背中を押してくれたのかもしれない。

恐竜博士もジャイアンツユニホーム =福井県セーレン・ドリームスタジアム(撮影・今野顕)

チームは北陸シリーズで2連勝し、首位キープ。4カード連続の勝ち越しで、貯金を今季最多の5とした。前日はナイター後に約2時間をかけて富山から移動するなどハードな日程だったが、宿泊した福井・あわら市の『あわら温泉 グランディア芳泉』では夜遅くでもすしや海の幸など豪華な食事が提供されたといい、後押しを受けた。

阿部監督は「20何年もジャイアンツにいるけど、一番のホテルかな」と絶賛。背番号6も「今までで一番すごかった」と最大級の〝お・も・て・な・し〟を力に変えた。(原田優介)

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