パリ五輪組み合わせ決定を受けて報道陣の質問に答えるバスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督=東京・文京区 パリ五輪バスケットボール5人制の組み合わせ抽選が19日(日本時間20日未明)にスイスで行われ、グループと試合順が決まったことを受けて20日、男子日本代表のトム・ホーバス監督が東京都内で報道陣の取材に応じた。
世界ランキング26位の日本は1次リーグB組で、昨年のW杯を制したドイツ(同3位)、2021年東京五輪銀メダルで開催国のフランス(同9位)と、ラトビアで行われる世界最終予選の勝者と同組となった。7月27日の初戦でドイツ、同30日の第2戦でフランス、8月2日に最終予選勝ち上がり国と対戦する。
「ドイツとは去年のW杯で試合し、後半は頑張った。うちの選手も自信がある」とホーバス監督は胸を張った。「フランスとドイツはデータが多く、スカウティングはきれいにできる」とした上で、W杯後のドイツの状況に加え、W杯で18位(日本は19位)と不振に終わったフランスの状況も「問題は何か、どう直してくるかを見たい」と、情報収集に力を入れる考えを示した。
ドイツ、フランス、最終予選勝者という試合順にも好感触を示した。「ドイツはW杯で優勝して、チームが〝二日酔い〟になっているかも。W杯でも少しずつ強くなった(ので、最初に当たるのはいい)。フランスはホームコートのアドバンテージが絶対にあるが、第1試合でアリーナの雰囲気は確認できる」。
第3戦の相手は7月初旬に行われる世界最終予選で決まる。B組に入るのはラトビア大会の勝者で、ラトビア(世界ランキング6位)、ブラジル(同12位)、モンテネグロ(同17位)、ジョージア(同23位)、フィリピン(同37位)、カメルーン(同68位)が参加する。第3戦は五輪直前までどこになるか分からないが、指揮官は「五輪中にスカウティングできる」と、3戦目での対戦は有利だとした。
日本の目標は1次リーグを勝ち上がり、決勝トーナメント(準々決勝)に進出すること。1次リーグは参加12チームが3組に分かれて総当たりし、各組2位までと、3位3チームのうち上位2チームの計8チームが決勝トーナメントに進む。
「どこかで〝ショック・ザ・ワールド〟(世界を震撼=しんかん)させたい。ドイツ、フランスに勝てば間違いない。(日本の)このチームならできると思う」とホーバス監督。とはいえ「W杯と違って12チームしか出ない五輪は全チームに力がある。(日本は)リバウンドなど、もっともっとレベルアップしないと難しい」と、目標達成への課題も挙げた。