ヤクルト・村上宗隆内野手(23)と塩見泰隆外野手(30)が、3月6、7日に欧州代表と強化試合(京セラ)を行う侍ジャパンの最終候補メンバーに入ったことが25日、分かった。村上が日本代表入りすれば、昨年3月に世界一を奪還したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以来で、再び日本中を沸かせる。
村上と日の丸―。もうすぐ1年がたとうとしても、あの記憶は色あせない。WBC準決勝のメキシコ戦。1点を追う九回にサヨナラ2点打を放ち、歓喜した。決勝の米国戦でもソロ本塁打を放つなど、3大会ぶりの優勝に貢献。昨年11月のプロ野球アジアチャンピオンシップは出場しておらず、多くのファンが「日本代表・村上宗隆」を心待ちにしている。
今年1月17日に宮崎・日向市で行われた合同自主トレの公開時に、村上は「僕自身も日の丸を背負わせていただいていますし、今後、後輩ができたり新しく日本代表に入ってくる選手もいると思うので、お手本のような選手になれるように」とトッププレーヤーとしての覚悟を明かしていた。今回は、今秋のドラフト候補である明大・宗山や関大・金丸らアマチュア球界の将来有望な選手もリストアップされており、じかに接することができる貴重な機会となる。
かつて「日の丸を背負ってやることの重みはすごくあります」と口にしていた村上。国を背負い、ファンの思いを背負い、今年も最高のプレーで魅せる。
★塩見も候補
塩見も3月に開催される侍ジャパンと欧州代表との強化試合の最終候補メンバー入りした。日の丸を背負うこととなれば、2022年11月に行われた強化試合「侍ジャパンシリーズ」以来となる。昨季は3度の故障離脱があり、51試合の出場にとどまった。オフは「けがをしない体づくり」が目標で、今季の目標は全143試合出場。この日は、神宮外苑で自主トレを行い、同じ社会人・ENEOS出身でDeNAのD1位・度会について「負けないように」と闘志を燃やした。