東京・渋谷駅のホームに「bomb(爆弾)」と記した張り紙を付けた段ボール箱を置いたとして、警視庁捜査1課は19日までに、威力業務妨害容疑で山梨県笛吹市に住む中学2年の男子生徒(14)を書類送検し、住所不定、無職東翔也容疑者(22)を逮捕した。捜査1課によると、生徒が実行役を闇バイトで募集し、応じた東容疑者に指示を出していた。
2人に面識はなかった。生徒はインターネットで特定の弁護士を攻撃する集団とされる「恒心教」に共鳴していたとみられ、張り紙には弁護士の画像が載り、犯行声明のような文章もあった。
生徒は「恒心教のコンテンツを盛り上げたかった」、東容疑者は「僕がやったことで間違いない」と供述し、容疑を認めている。生徒はインターネットの掲示板で実行役を募っていた。
段ボール箱には水入りのペットボトルや塩が入っていて危険物はなかった。生徒は匿名性の高い通信アプリを複数使い、東容疑者に張り紙や段ボール箱の準備を具体的に指示していた。報酬の支払いはなかった。
2人の容疑は昨年8月25日午後、共謀して東急東横線渋谷駅のホームのベンチに「シャブの件と設置したbombに関して」などと記した張り紙をした段ボール箱を置き、駅員らに警察への通報や不審物の対応などをさせた疑い。