J1・G大阪は9日、J1最多出場記録(672試合)を持つ元日本代表MF、遠藤保仁(43)が現役を引退し、トップチームのコーチとして、2020年途中に移籍した磐田から4シーズンぶりに復帰すると発表した。
遠藤とG大阪で同僚としてプレーし、G大阪監督時代には監督と選手の関係でもあった日本サッカー協会の宮本恒靖専務理事(46)は同日、遠藤の引退を受けてのコメントを発表した。「僕がセンターバック、彼はボランチという関係性で、いつも安心してボールを預けることができました。セットプレーの際に放たれる彼のキックは誰よりも易しく合わせやすく、そのボールの軌道は今も目に焼き付いています」とその正確なキックを回顧。「指導者としての彼の活躍を楽しみにしています」と指導者としての第2の人生にエールを送った。
以下、宮本恒靖専務理事のコメント
遠藤保仁選手と初めてプレーしたのは、2000年のシドニーオリンピックを目指すU-22日本代表に選ばれたときで、彼は19歳でした。その2年後に彼がガンバ大阪に移籍してきて、再び一緒にプレーすることになりました。僕がセンターバック、彼はボランチという関係性で、いつも安心してボールを預けることができました。きれいなミドルシュートからのゴールも見てきました。セットプレーの際に放たれる彼のキックは誰よりも易しく合わせやすく、そのボールの軌道は今も目に焼き付いています。
どんな監督にも合わせられるクレバーな選手で、何がベストかを常に考え、監督が求めることを実行できる選手でした。戦術眼の高さもさることながら、けがをしない身体の強さとコンディショニングに対する高い意識が、J1リーグ通算672試合、国際Aマッチ通算152試合出場という歴代最多出場を達成した要因だと思います。
監督、選手として一緒に活動できたこともいい思い出です。たくさん、助けてもらいました。指導者としての彼の活躍を楽しみにしています。