狙うはダブルでアレ‼ 阪神・岡田彰布監督(右)と西村優菜の新春スペシャル対談が実現した(撮影・水島啓輔) 頂点へ、ナイスショット!! 2024年の新春スペシャル対談に阪神・岡田彰布監督(66)と、大阪出身で阪神ファンの女子プロゴルファー、西村優菜(23)=スターツ=が登場。球団初の連覇がかかる虎将はキーマンに湯浅京己投手(24)を指名し、米ツアー初優勝を目指す西村と〝アベックV〟のエールを交換した。(取材・構成=三木建次、堀啓介)
西村 明けましておめでとうございます。昨年はたくさん試合を見させていただいていました。
岡田監督(以下、岡田) えっ、アメリカで見られるの?
西村 ネットで見られたり、日本に帰ってきたときは、テレビで拝見していました。
岡田 ありがとう。
西村 シーズン最初からいいゲームが続いていたし、9月に入ってからは「あ、もうこれ優勝大丈夫だ」って、ファンは勝手に思っていました。しっかり見られたのは、日本シリーズだったんですが、日本一の瞬間はめちゃくちゃ緊張しながら見ていました。
岡田 日本シリーズは日本におった?
西村 日本にいたんですよ。ちょうど見られたので、すごいうれしかったです。日本シリーズを見ていて、一番印象に残っていることがあって、第4戦で湯浅投手を行かせたシーンがあったじゃないですか。あそこで行ける湯浅投手のメンタルもすごいと思いましたし、鳥肌がたった瞬間でした。結構ブランクがあったじゃないですか?
岡田 違うねん。あれは普通のピッチャーやったら、あんなブランクあったら、楽な場面で投げさすんよ。でも湯浅なんか、前年も1年間やってるし、WBCも選ばれたし。たまたま、調子悪くて、けがもあって、でもやっぱり1軍で投げるというたらね、ええ場面で投げささんとね。普通のピッチャーじゃないわけやから。ある程度、クローザー、セットアッパーとかね、やってた経験もあるから。ああいう緊張感のあるとこで投げさせたほうが、力を発揮する。それは湯浅に力があるからな、結局は。
西村 今年、監督が期待している選手はいますか?
岡田 一番期待しているのはやっぱり新しい力よな。俺はそれは湯浅と思うよ。去年、湯浅は戦力として考えていなかったもん。でも今年、湯浅が一枚加わることは一番の戦力やろ。一番新戦力といっていいぐらいよ。一年間ブルペンにいてくれるだけでもだいぶ違うわな。
西村 やっぱりファンは連覇をすごく期待しています。今回の優勝で自信がついた選手も多いんじゃないかなと思うので、今年も頑張ってほしいなと思います。
リーグ優勝し胴上げされる阪神・岡田彰布監督岡田 やっぱり勝ついうんはすごいよ。自信というか、おーん。今までそういう景色を知らんかったからな。勝ったことによってどんなことがあるいうのはな、優勝旅行もそうだし、優勝パレードもな。あれだけの人が来るんやもん。だから、やっぱりそういうのは大きいよな。団体競技やから、あんまり自分の成績が悪くても人に助けてもらっての優勝もあるからな。みんな、チームとしての優勝やからね。もっと自分の成績も上げるようにとか、そういうのになるよね。チームが勝つためにな。
西村 パレード、すごかったですね!
岡田 俺も(西村プロへの)期待はやっぱりアメリカでの優勝やろ。一回勝つと全然違うと思うし、それは去年の阪神の選手もそう思うけど、どんな大会でも公式戦で一つ勝ったら全然違うと思うよ。周りの目も違ってくるしな。
西村 そうですね。優勝を目標にしているのでその景色を見てまた自信をつけてという感じで頑張れたらいいなと思います。
岡田 俺の(目標)はそら連覇しかないやろ、さすがに。
■岡田 彰布(おかだ・あきのぶ) 1957(昭和32)年11月25日生まれ、66歳。大阪府出身。北陽(現関大北陽)高から早大を経て、80年D1位で阪神入団。1年目から新人王、85年には球団初の日本一に貢献した。94年にオリックスに移籍し、95年に現役引退。通算1639試合、打率・277、1520安打、247本塁打、836打点。2004年に阪神監督に就任し、05年にリーグ優勝。10―12年にはオリックスの監督を務め、23年に阪神監督に復帰。同年にリーグ優勝と日本一に導いた。175センチ、77キロ(現役時)。右投げ右打ち。背番号「80」
■西村 優菜(にしむら・ゆな) 2000(平成12)年8月4日生まれ、23歳。大阪・堺市出身。大商大高卒。5歳でゴルフを始める。小6時の12年「フジサンケイジュニア」小学生の部で男子を抑えて優勝。19年プロテスト合格。20年「樋口久子三菱電機レディス」でツアー初優勝。21年「ワールドレディスサロンパス杯」で国内メジャー初制覇するなどツアー通算6勝。23年から米女子ツアーに参戦。得意クラブはショートアイアン。150センチ、50キロ。