契約更改を終え、会見する森下翔太=西宮市(撮影・松永渉平) 阪神・森下翔太外野手(23)が2日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、137・5%、2200万円増の3800万円でサインした。
「しっかり評価をしてもらいました。成績には満足していなかったですけど、最終的に日本一まで、こうやってタイガースの歴史に名を残せるような一員になれたというところは本当にうれしく思います」
中大からD1位で入団し、開幕スタメンでルーキーイヤーをスタートさせた。開幕2戦目で初安打初打点、3戦目で初お立ち台と幸先のいいスターに見えたが、序盤はプロのボールに苦しみ2度の2軍落ちも経験した。
「ファームに落ちたとき、和田監督を含めたコーチ陣の方にすごく支えられたというか、そこで折れかけていたところをもう一回戻してくれた。それがあったからこそ2桁本塁打っていうのがある」
首脳陣の言葉にも助けられ、7月9日のヤクルト戦(甲子園)でプロ初本塁打。夏場からは3番に定着して94試合に出場し、打率・237、41打点、本塁打の数は新人右打者では岡田監督以来の2桁となる10本を記録。日本シリーズでは新人新記録となる7打点を叩き出して優秀選手賞を獲得し、日本一の原動力となった。
今季最も印象に残った試合はセ・リーグ優勝を決めた9月14日の巨人戦(甲子園)。「チームが一体となった瞬間だったので、すごく自分の中でもぐっとくるものがあった。そこ(優勝)を目指してチームも動いていたので、本当に最高の瞬間でした」と歓喜を振り返った。
来季の目標を問われると、「20本塁打。そこを一つの目標としてやる。打点ももっともっと欲しいので、その中でホームランを打っていれば、単純にソロホームランでもあと10打点は稼げる。そういうチームの勝利に直結するような選手になりたい」と熱く決意を語った。(金額は推定)