(SMBC日本シリーズ2023、オリックス8-0阪神、2回戦、1勝1敗、29日、京セラ)
江本 「西勇は一瞬で流れを変えてしまったよ。油断大敵。余計なことも大敵。三回2死一塁で走者は広岡。走りもしないだろうに、意味のない、けん制球を入れて、悪送球だもの」
若松 「そう。必要なかった。また大山も、捕ってあげないと。いずれにしても、広岡を二進させた直後、西野に三塁打。動揺からかカットボールが甘くなった」
江本 「日本シリーズでは、1つのプレーで心理、内容がガラリと変わる。四回の3失点も結局は、三回に先制されたことが招いたもの。1点や2点の差なら、どうにでもなったのにね。まあ実際は、油断したわけではないと思うけど、余計なミスにだけは、気をつけないといかん」
若松 「四回の攻撃でも雑な面が出た。森下の併殺打で2死となったあと、一、二塁と再びチャンスを作りながら、ノイジーが空振り三振。フルカウントから、見逃せばボールのフォーク。ああいう局面で、しっかり見極め、つなげるのが、阪神打線の持ち味だったはず」
江本 「オーソドックスを売り物にする阪神にしては、いただけないゲーム。オリックスを生き返らせ、同じ土俵に上げてしまったよ」
若松 「確かに五分五分。第3戦から甲子園。パでは経験の少ない土のグラウンドが、どちらに味方するのか。そういう部分も勝敗に影響するかもしれないね」