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日本ハム・谷内亮太が引退試合で快打 通算700打席目で中前に先制適時打

日本ハム・谷内亮太が二回に先制打。ベンチは大盛り上がり(酒井真大撮影)

(パ・リーグ、日本ハム―ロッテ、24回戦、27日、エスコン)今季限りでの現役引退を表明している日本ハム・谷内(やち)亮太内野手(32)が、「7番・三塁」で引退試合に先発出場した。第1打席の二回、通算60打点目となる先制の中前適時打をマーク。最後までグラウンドで存在感を示した。

ラストゲームのロッテ戦を前に「とにかく全力で僕はやるだけ。特別な感情がないわけではないですけど、普段通りにしっかり準備してプレーしたい」と平常心を強調した。この日も〝普段通り〟の勝負強い打撃は不変だった。二回2死三塁で迎えた通算700打席目。カウント1-2から132キロのスライダーを中前へ、運び、本拠地ファンを沸かした。

5人兄弟の長男である谷内。若手が多くを占めるチームでも良き兄貴分として慕われた。24歳の清宮は「みんな谷内さんのことが大好き。みんなに安心をもたらしてくれる選手だった」と感謝。9学年下の後輩が語る人間性を表すように関係者入り口付近には、親交が深い選手や知人らから50束ほどの祝花が並んだ。

内野の全ポジションを守れるなど、ユーティリティー性が武器のひとつだった。新庄監督の計らいで一回は三塁、二回は一塁、三回は二塁、四回は遊撃、五回は右翼と守備位置を次々に変更。五回、先頭の茶谷が四球で出塁した場面で交代を告げられた。

「プロで11年間もやれるとは本当に思っていなかった。僕はやり切った」と語っていた内野手。涙はなく、笑顔でプロ野球生活にピリオドを打った。(加藤次郎)

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