大相撲秋場所9日目(18日、両国国技館)NHKでテレビ解説を務めた舞の海秀平氏(55)=元小結=が、向正面の君ケ浜親方(38)=元関脇隠岐の海=に親近感を覚えた。
君ケ浜親方は平成23年技量審査場所で魁皇、日馬富士、琴欧洲の3大関を撃破しながら7勝8敗と負け越した。実況の三瓶宏志アナウンサー(54)から「あまり覚えてらっしゃらない?」と尋ねられると、君ケ浜親方は「そうですね」と即答。舞の海氏は「過去のことは忘れていくタイプですか、親方? ちょっと私と似てますね」と苦笑していた。
■舞の海 秀平(まいのうみ・しゅうへい)本名・長尾秀平。昭和43(1968)年2月17日生まれ、青森県出身。木造高―日大を経て平成2年、出羽海部屋に入門。同年夏場所幕下付け出しデビュー。3年春場所新十両。同年秋場所新入幕。最高位は小結。幕内通算241勝287敗12休、技能賞5度。11年九州場所で引退。現在は大相撲中継の解説のほかスポーツキャスターでも活躍。