九回、頭部死球の阪神・島田海吏の状態を確認する岡田彰布監督=甲子園球場(撮影・水島啓輔) (セ・リーグ、阪神2ー3DeNA=延長十回、24回戦、阪神13勝11敗、18日、甲子園)阪神が競り負け。延長十回、18試合連続無失点だった石井大智投手(25)が2死一、二塁から牧秀悟内野手(25)に浴びた2点三塁打が決勝打となった。大山悠輔内野手(28)がその裏、8月19日のDeNA戦(横浜)の最終打席以来、23試合&103打席ぶりの15号ソロを放ったが、反撃は1点のみ。ベンチスタートの近本光司外野手(28)が八回1死一、二塁で2020年7月25日の中日戦(ナゴヤD)以来の代打で登場したが二ゴロ併殺に倒れた。近本に代わって「1番・中堅」に入った島田海吏外野手(27)が九回、エドウィン・エスコバー投手(31)から頭部死球を受けて、交代した。チームの延長戦成績は7勝4敗4分。甲子園のDeNA戦で4連勝から5連敗を喫した岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=81勝47敗4分、観衆=4万2637人)。
ーー島田は?
「大丈夫やったみたいやけどな。まともやったやろ。ちょっと上の方で良かったとかは言ってたけどな」
ーーチーム計3死球(島田2、大山1)
「3つやな」
ーーエスコバーは島田に謝罪に行った
「知らん。見てない。俺に謝りに来なアカンやんか」
ーーこの時期、けがだけは
「ホンマそうよ」
ーー打線を入れ替えた
「疲れとったからな。みんなバット振れてないしな。明日一日(試合が)ないから」
ーー牧にやられた
「そうやな、牧ばっかりやもんな」
ーー対策も施していると思うが
「だからアウトコースばっかりやからな。昨日(17日)ライトやったやろ。その辺は大事な所になったらのう。やられっぱなしで、ばっかりやったらアカンもんな」
ーー大山は優勝決まって伸び伸びと
「それは何もまだ。(久々の一発だったが?)上手いこと打ったと思うよ、インコースをな」
ーービーズリーは(5回無失点)
「三回までやな、ボール行っとったんなあ。四、五は何とか抑えたいう感じやもんなあ」
ーー使うならロング
「そんなんまだ分からへんよ。そんなん言うことじゃないやん、ホンマに(笑い)」
ーー森下がちょっと(16打席無安打)
「昨日も全然アカンもんな、今日も最初な。まあ今はエエよ。これから調子上げていったらエエんやけど、緊張感があるゲームが続いて、疲れもあると思うからな。バットも全然振れてないもんな。手が出えへんもんな」
ーーその中で小野寺、小幡はしっかり
「出したら打つよ、ある程度はな」
ーー休んでまた連戦
「また8連戦やからな。ちょっと休ませながらやるよ、それは。疲れも…。また日にちあるしな。詰め過ぎよな、日程。ホンマにな。今日見たらオリックスなんか(10月)9日まであるやん。なあ、歯抜けみたいに間空いてなあ」
ーー19日は久しぶりの休み。やりたいことは
「何にもないよ、寝るよ、しんどい」