第7回全国バレエコンクール「プリ・ド・カナザワ2023」のシニアの部で優勝した栗山蔵人さん=18日午後、金沢市 次代を担う優秀な若手ダンサーを発掘する第7回全国バレエコンクール「プリ・ド・カナザワ2023」(北國新聞社主催)が18日、金沢市で開かれ、シニアの部で大阪市の栗山蔵人さん(20)が優勝した。栗山さんは共同通信などの取材に「周りのレベルが高く緊張したが、結果を残せて自信になった」とはにかんだ。
他の部で優勝したのは、小学4・5年の部は金沢市の小学5年荒木あかりさん(10)、小学6年・中学1年の部は同市の中学1年安田芽生さん(12)、中学2・3年の部は名古屋市の中学2年永井咲良さん(13)。高校生の部は、福井市の高校2年辻本晏理さん(16)だった。
シニアの部と高校生の部からは、栗山さんと富山市の尾島結子さん(21)、兵庫県川西市の高校3年坪田桃さん(18)が四つの国内バレエ団との入団交渉権を得られる「プリ・ド・カナザワ賞」に選ばれた。
今年は12都府県から計138人が参加。より多くのダンサーにチャンスを与えるため、これまでの小・中学生の二つの部門を、今回から三つに分けて開催した。