バレーボールのパリ五輪予選女子東京大会/W杯で開幕2連勝を飾った日本は18日、ウエートトレーニングとボールを使った軽めの練習で汗を流した。この日は試合がなく、19日のプエルトリコ戦(国立代々木競技場)に向けて、相手の分析を含め最終調整を行った。
「しっかり気持ちを切り替えて、さらにいいパフォーマンスができるように頑張る」と17日のアルゼンチン戦でチームトップの17得点をマークしたOH井上愛里沙(日本協会)。ここから世界ランキング上位国との対戦が続くだけに、開幕2連勝の余韻に浸ることなくしっかりと前を見据えた。
プエルトリコは、17日のベルギー戦で第1セットを落とすも、3-1で逆転勝ち。格が上の相手を撃破する番狂わせを演じ、波に乗っている。真鍋政義監督も「前半の山場」という大事な一戦。8カ国中2位までが手にする五輪切符の獲得へ、入念な準備を整えた。(角かずみ)