タイガース戦のベンチで、ネビン監督(右)と談笑するエンゼルス・大谷(左奥)=アナハイム(共同) 【アナハイム(米カリフォルニア州)16日(日本時間17日)】本拠地エンゼルス・スタジアムで行われたタイガース戦の試合前、エンゼルスのフィル・ネビン監督が会見を行い、脇腹を痛めて負傷者リスト入りした大谷翔平投手(29)が、18日からの遠征に帯同しないと話した。主なやり取りは以下の通り。
——プレーできなくても、大谷がクラブハウスなどにいる意味は
「もちろん、大きい。特に若い選手にとっては、いい経験になる。きのう、(ノーラン・)シャヌエルがキャリア初本塁打を放ったが、翔平に握手をしてもらって、感激していた。われわれが握手をするよりも、意味を持つのだろう。翔平、マイク(・トラウト)、アンソニー(・レンドン)らは、周りにいるだけで違う。トラウトや翔平がいれば、彼らがどんな準備をしているのか、彼らはじっと観察をするだろう。特にこのチームには若い選手が多くて、彼らはトラウトらを見て育った。そんな選手と話すだけでも、若い選手にはかけがえのない経験となる」
——大谷は遠征には帯同するのか
「いや、しない。遠征には行かない」
——治療開始の日程などは
「それは知らない」