日本インカレ・男子400m障害で優勝した豊田兼(左)と小川大輝 陸上・日本学生対校選手権最終日(17日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)男子400メートル障害決勝が行われ、小川大輝(東洋大2年)と豊田兼(慶大3年)が48秒91で同時にゴール。検証の結果、ともに48秒905で1000分の1秒まで同じだったため、2人が優勝となった。
小川は今年6月の日本選手権男子400メートル障害で優勝し、豊田は8月の「ワールドユニバーシティゲームズ」の男子110メートル障害では金メダルを獲得した期待のハードラー。豊田は「最後に小川選手が見えて負けたかもと思った。同着と分かったときはほっとした。一緒に優勝を分かち合いたい」と語った。