住友生命レディス東海クラシック最終日(17日、愛知・新南愛知CC美浜C=6534ヤード、パー72)70で回った岩井ツインズの姉・明愛(21)=Honda=が通算15アンダーで初日からの首位を守り、4月の「KKT杯バンテリンレディス」以来となるツアー2勝目を完全Vで飾った。67で回った小祝さくら(25)=ニトリ=が、ツアー史上初となる3週連続の1打差2位。米ツアーから一時帰国した西村優菜(23)=スターツ、西郷真央(21)=島津製作所=ら4人が通算12アンダーで3位に入った。
小祝さくらは、通算10勝目にまた1打届かなかった。日本選手では2008年の大山志保以来4人目となる3週連続の2位で、すべて1打差は史上初。18番(パー4)で7メートルのバーディーパットを外しての終戦に、「悔いが残るとすれば最後ですね。2カップ右だと思ったけど、1カップでよかった」と残念がった。17番(パー4)のバーディーで首位に並んだのも束の間のV逸。それでも「いいプレーはできたので」と最後はいつもの笑顔だった。