リーグ優勝を決め胴上げされる阪神・岡田彰布監督=甲子園球場(撮影・宮沢宗士郎) (セ・リーグ、阪神4―3巨人、23回戦、阪神17勝5敗1分、14日、甲子園)阪神が巨人を下し、18年ぶり6度目のセ・リーグ優勝を達成した。今季就任した岡田彰布監督(65)は選手が優勝を意識しすぎないように「優勝」とは言わず「アレ」という表現を使用。また囲み会見の合間によく発する「おーん」のフレーズや岡田監督がよく食べている「パインアメ」も虎党の間では大きな話題となった。
野球界では昨年、日本選手最多の56本塁打を放ち、史上最年少で三冠王に輝いたヤクルト・村上宗隆内野手(23)が「村神様」でユーキャン新語・流行語大賞を受賞しており、「今年の流行語大賞は『アレ』にほぼ決定」「『ペッパーミル』や『あこがれるのはやめましょう』あたりのWBC関連ワードを抑えて『アレ』が流行語大賞取りそうな勢い」などとSNSの虎党からは「アレ」や「おーん」の受賞を期待する声が上がっている。
★野球界の新語・流行語大賞の受賞例
・1986年「新人類」(清原和博、工藤公康、渡辺久信)
・94年「イチロー(効果)」(イチロー)
・95年「NOMO」(野茂英雄)、「がんばろうKOBE」(仰木彬)
・96年「メークドラマ」(長嶋茂雄)
・98年「ハマの大魔神」(佐々木主浩)
・99年「リベンジ」(松坂大輔)、「雑草魂」(上原浩治)
・2015年「トリプルスリー」(柳田悠岐、山田哲人)
・16年「神ってる」(緒方孝市、鈴木誠也)
・21年「リアル二刀流/ショータイム」(大谷翔平)
・22年「村神様」(村上宗隆)