NHK連続テレビ小説「らんまん」で語りを務める宮﨑あおいⓒNHK NHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・0)で語りを務める女優、宮﨑あおい(37)が取材会を行い、ナレーションで心掛けていることや作品への思いを語った。
同作は主演の神木隆之介(30)扮する植物学者・槙野万太郎の人生を描く物語。優しい声で作品を支えている宮﨑は「いろんな世代の方が見ているので、聞き取りやすいように、客観的に伝えることを意識しました」と説明。朝ドラにはヒロインを務めた2006年の「純情きらり」などに出演しているが、「語りという立場の方がより隅々まで楽しめている気がします」とほほえんだ。
今作のヒロインとなる主人公の妻・寿恵子を演じる浜辺美波(23)については「芯のあるところがすごく魅力的。(寿恵子の)きゃしゃでかわいらしいのに芯の強い感じが伝わるのは浜辺さんだからこそ」と〝後輩〟を絶賛。共演歴のある神木も「座長として本当に素晴らしい」とたたえ、「スタジオに顔を出したときも『ようこそ!』と両手を広げてウエルカムしてくれる感じが素敵。神木さん自身が心から楽しんでいるからこそ、物語も膨らんでいる気がします」とうなずいた。
物語は終盤に突入。見どころを問われると「いろんな再会がこれからありますし、素敵に年を重ねていく2人の姿を最後まで見守っていただけたら。私も語りの立場として見守っていきます」と笑顔でアピールした。