前日練習に臨む松島幸太朗=秩父宮ラグビー場(撮影・福島範和) ラグビー日本代表は4日、試合会場の東京・秩父宮ラグビー場で練習。FB松島幸太朗(30)=東京SG=が5日のフィジー戦に向けて、「ランニングラグビーを発揮したい」と力を込めた。国内5連戦の最終試合で、チームを連勝に導く。
日本は報道陣に練習の冒頭約15分間を公開した。調整を終え、取材に応じたFB松島が国内最後のテストマッチへ、覚悟を示した。
「ボールを保持して相手に簡単にボールを渡さないゲームをする。求められているランニングラグビーを発揮したい」
今夏の全4戦に出場している松島。2試合がFB、1試合がWTBで先発。控えからFBで途中出場した7月29日のトンガ戦は、試合終了間際のピンチを決死のタックルで日本を救い、W杯イヤー初勝利(○21-16)に一役買った。出場すれば50キャップ目となる一戦は最後尾のFBで先発出場する。
両WTBにはフィジー出身で、今夏の試合で1トライのナイカブラと3トライを挙げるマシレワが名を連ねる。松島は「バック3(WTBとFB)がどれだけ走れるかで、かなり面白くなってくると思う。ボールキャリーしてチームを前に出したい」と宣言した。
15日にはW杯フランス大会の代表メンバーが発表される。選手にとってはアピールのラストチャンス。既にチケットは完売で、2万人以上の来場が予想される真夏のナイターが熱くなる。(石井文敏)