ブレーブス1-4エンゼルス(7月31日、アトランタ)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(29)は「2番・DH」でフル出場。四回と七回に右前打を放つなど3打数2安打、2四死球で4出塁だった。5戦連続安打で打率は・305。エンゼルスはメジャー最高勝率を誇るナ・リーグ東地区首位のブレーブスとの接戦を制し、貯金を5に増やした。
大谷は3試合続けて申告敬遠で勝負を避けられながら、限られた打席できっちり結果を残して4出塁。40号到達とはならなかったが、最終打席では本塁打性の打球も放ち、貴重な追加点につなげた。
レンヒーフォの先頭打者本塁打で先制して迎えた一回無死の第1打席は今季10勝を挙げている39歳の右腕モートンと対戦。カウント1-1から内角にワンバウンドしたカーブが左足首付近に当たり、今季3個目の死球で出塁した。大谷は大きな声を上げたが痛がるそぶりは見せず、笑みを浮かべながら一塁へ歩いた。1死後、大谷は暴投で二進し、さらにエ軍は2四球で2死満塁の好機を作ったが、ロッキーズからトレードで移籍したばかりの7番グリチェクが空振り三振に倒れた。
1-0の二回2死三塁の第2打席はモートンに勝負を避けられて、両リーグ最多となる今季13個目の申告敬遠で出塁した。一、三塁となったが、同じくロ軍からトレードで移籍してきた3番クローンが中飛に打ち取られ、追加点を奪うことはできなかった。
グリチェクの移籍後初本塁打で2-0として迎えた四回2死一塁の第3打席は初球の外角高めの速球を上から強くたたき、横っ飛びした二塁手の左横を抜く右前打を放った。この日の全打者で最速の打球速度113・3マイル(約182キロ)を計測する強烈な当たりで一、二塁と好機を作ったが、続くクローンが遊ゴロに倒れた。
3-1の七回先頭の第4打席は左腕ミンターと対戦し、カウント2-2から外角低めのカットボールを右手一本で巧みに打ち返して、二遊間を抜く右前打を放った。3戦ぶりの複数安打をマークしたが、次打者クローンの三ゴロ併殺打で大谷は二封された。
ブレーブス戦の9回、中堅への大飛球を放つがフェンス際で好捕され、ベンチに戻ったエンゼルス・大谷=アトランタ(共同)2点リードの九回無死一、二塁の第5打席は7月下旬にメジャーデビューしたばかりの右腕ヘルナンデスと対戦。2球で追い込まれながら、3球目の真ん中高めの95・6マイル(約154キロ)速球を強振。高々と上がった中堅への大飛球となったが、中堅手ハリスがフェンス際でジャンプして好捕。大谷は“本塁打”をもぎとられた形となり中飛となった。ただ、2走者がタッチアップでそれぞれ進塁して1死二、三塁から、クローンが移籍後初安打となる中前適時打を放ち、エ軍が4-1とリードを広げた。