二回を投げ終え、ナインとタッチをする青柳。粘り強い投球が戻った(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、阪神2-2広島=延長十二回規定により引き分け、14回戦、阪神8勝5敗1分、29日、甲子園)エースらしい頼もしさあふれる投球だった。先発した青柳が7回4安打1失点。白星こそつかめなかったが、首位の座を守るために戦った。
「(坂本)誠志郎と協力しながら、持ち味のゴロを打たせる投球ができたと思います」
三回に足を絡めて同点に追いつかれたが、続いた1死二塁のピンチは連続三振で脱出した。今季初バッテリーの女房役と息を合わせて低めを突き、21個のアウト中、ゴロは11個を数えた。四回からの4イニングは二塁すら踏ませず「守備のいいプレーに助けてもらいながら7回を投げることができた」とバックに感謝した。
降板後に追いつかれ、3年ぶりの広島戦勝利はお預けとなったが、示した貫禄は十分。青柳の夏がここから幕を開ける。(須藤佳裕)