体操・全日本種目別選手権第1日(10日、国立代々木競技場)世界選手権(9~10月、ベルギー)の代表最終選考を兼ねた大会は予選が行われ、女子の平均台で2021年世界選手権覇者の芦川うらら(20)=日体大=が、同種目で13・966点のトップで11日の決勝に進んだ。
芦川が安定感のある演技で決勝に進み、残り1枠の代表に前進した。平均台のみの出場で、2位に0・766点差をつける圧倒的な強さを見せた。「試合前の公式練習からいい通しができていた。大きなふらつきもなくできたのが自信になりました」と振り返った。昨年の世界選手権は補欠。「悔しさを忘れず、代表の座を勝ち取りたい」と強い思いで11日の決勝に臨む。