タレント、タモリ(77)が10日放送のNHK「ブラタモリ」(土曜後7・30)に出演。大阪・梅田を訪れた。旅のお題「カオスな梅田はどう生まれた?」が出題された際、「♬おおさ…大阪」と上田正樹の「悲しい色やね」の一節を口ずさむと、旅のパートナーを務める福岡局の野口葵衣アナウンサー(28)は「え?」と困惑した。
タモリは「あれ歌ってると途中からサンタナになっちゃう」と前置きした上で、「♬トットッティ タラン テケテン」とサンタナの「哀愁のヨーロッパ」のギターサウンドを再現。「サンタナと上田正樹、同じになっちゃうの。僕の中で」と強調していた。
関西を代表するR&B(リズム・アンド・ブルース)歌手、上田正樹(73)は1972年にプロデビューし、74年から関西の伝説的なバンド「上田正樹とサウストゥサウス」で活躍後、ソロとなり82年に「悲しい色やね」を大ヒットさせた。
サンタナは世界のトップギタリストのひとりに数えられるカルロス・サンタナ(75)をメーンに結成され、1969年にアルバム「サンタナ」でデビュー。「ブラック・マジック・ウーマン」や「哀愁のヨーロッパ」などのヒット曲を生み出し、99年に発表したアルバム「スーパーナチュラル」がバンド史上最高の売り上げを記録。シングル「スムース」は日本でも大ヒットした。