阪神2軍は交流試合で四国IL・香川と対戦し、4―2で勝利した。先発したジェレミー・ビーズリー投手(27)が5回2失点(自責点1)。降格後初の実戦出場となった森下翔太外野手(22)=中大=は適時二塁打を含む4打数2安打だった。
森下は「4番・右翼」で先発出場し、2軍再降格後初の実戦で2安打1打点と存在感を見せた。「良い形で振れたし、内容もすごいいい試合だった」。0―2で迎えた三回1死一、二塁ではカウント3-0からの直球を捉え、左翼線へ適時二塁打。六回にも直球をセンターにはじき返した。今季2度目の降格にも気落ちはせず「気持ちの整理とか、切り替えができたことがきょうの結果にもつながっている。実力をつけてもう一度上(1軍)に上がりたい」と語気を強めた。