四回、ヤクルト・中村悠平が先制適時打を放つ =ベルーナドーム(撮影・尾崎修二) (日本生命セ・パ交流戦、西武―ヤクルト、2回戦、10日、ベルーナドーム)ヤクルト・中村悠平捕手(32)が四回1死一、二塁で先制の中前適時打を放った。カウント0―1から西武先発、高橋の真ん中133キロのスライダーをはじき返した。
「先制点が欲しかったですし、青木さんとサンタナが繋いでくれたので振り負けないようにコンパクトに打ちました」
四回に1死から青木、サンタナと2者連続四球で掴んだ好機を逃さなかった。交流戦最多勝利記録を更新する通算28勝目を目指す43歳左腕の石川が好投を見せる中で待望の1点。2試合ぶりに先発出場した中村は塁上で右拳を握り、ガッツポーズをみせた。