交流戦28勝目をマークしたヤクルト・石川雅規はつば九郎に肩を抱かれてガッツポーズを決めた=ベルーナドーム(撮影・尾崎修二) (日本生命セ・パ交流戦、西武0-2ヤクルト、2回戦、1勝1敗、10日、ベルーナD)ヤクルトが接戦を制し、連敗を3で止めた。中日が楽天に敗れ、チームは最下位を脱出。4回に中村悠平捕手(32)の中前適時打で先制し、9回にも山田哲人内野手(30)の中越え適時二塁打で追加点を奪った。先発の石川雅規投手(43)は5回2/3を投げ、3安打無失点の好投。今季2勝目(3敗)、そして交流戦最多勝利記録を更新する通算28勝目を挙げた。石川のヒーローインタビューは以下の通り。
5回 力投するヤクルト・石川雅規=ベルーナドーム(撮影・佐藤徳昭)--連敗を止めることができた
「それが1番嬉しいですね」
--交流戦通算28勝目
交流戦28勝目をマークしたヤクルト・石川雅規は最後を締めた田口麗斗(右)から勝利球を受け取り笑顔を見せた=ベルーナドーム(撮影・尾崎修二)「ありがとうございます。長いことさせていただいてることもありますけど、1試合1試合で一生懸命投げた結果が28勝になって良かったです」
--どんなことを1番意識して今日は投げた
「シンプルに先頭バッターをなんとかアウトに取ろうという、その意識だけでした」
--西武・高橋投手との投げ合い
「すごくいいピッチャーなので、なんとか先制点を与えないように。そこを意識して投げることができました」
--今日の投球は1番何が良かった
3回 好守の武岡龍世(右)に帽子を取って感謝を伝えたヤクルト先発の石川雅規=ベルーナドーム(撮影・尾崎修二)「中村のリードもそうですし、武岡の守備もそうですし、バックが守ってくれたので自分のリズム、テンポで投げることができました」
--通算の勝ち星は185勝になった
ヤクルト先発の石川雅規=ベルーナドーム(撮影・尾崎修二)「1試合1試合しっかりと準備して、なんとかチームの勝利に貢献できるようにやるだけなので。今日ホント勝ててホッとしてますし、またしっかり準備して臨みたいなと思います」
--勝ち星を積み上げていくと、チームも浮上していく
「チームはホントに厳しい状況続いてますけど、チームみんなでアウトを、勝利を積み重ねていけるようにですね。またチーム、そしてファンのみなさんと一緒になって頑張っていきたいと思います」