四回、本塁打を放った江越(左)を迎える八木打撃コーチ。虎が誇る代打の神様も北の大地で活躍中だ (日本生命セ・パ交流戦、日本ハム4-0阪神、初対戦、日本ハム1勝、9日、エスコン)はるばる来たぜ、エスコンフィールド!
チケットは開幕戦(3月30日)以来の完売。どや、阪神ファンの威力はすごいもんやろ!
タイガースが参上した新球場に、全国から虎党が大挙押し寄せ、好奇心旺盛なわがサンスポのトラ番も参戦。それでは、昨日予告したとおり、トラ番たちのエスコン紹介リポートを-。
「コンコースがメチャクチャ広いですね。歩いてグルッと1周できるんですが、どの場所からもグラウンドが見えます。〝いまふう〟のスタジアムです。ガンバ大阪のパナソニックスタジアムのイメージかな」
午後1時すぎに〝一番乗り〟したトラ番・邨田直人は、元サッカー担当らしい視点だ。マジメなヤツなので、感想もストレート。
それを横で聞きながら〝変化球〟の報告は織原祥平。
「なんか、全面コンクリート張りで、ガンバのスタジアムというより、コストコに買い物に来た気分です」
分かったような、分からないような例えだ。
「訂正します。WBC決勝が行われたローンデポ・パークに似てます」
サラっと言ってきたが、侍ジャパン担当として世界一の瞬間をナマで目撃した自慢にしか聞こえない。マイアミのスタジアムに行った経験のある日本人はごく少数。イメージも沸かない。
「すみません。でも、名物の左中間の後方にあるダルビッシュと大谷の壁画は、2人を取材してきたボクにとっても感無量でした。阪神なら誰になるんだろうなぁ? 藤川球児さんと鳥谷さんかなぁと思いをはせながら見上げてきました」