ヤクルト・清水昇は八回を無失点に抑えた=ベルーナドーム(撮影・尾崎修二) (日本生命セ・パ交流戦、西武0―2ヤクルト、2回戦、1勝1敗、10日、ベルーナD)新たな記録を打ち立てた。ヤクルト・清水昇投手(27)が1―0の八回にマウンドに上がり、1安打無失点で松岡健一(現2軍投手コーチ)と並んでいた球団記録を更新する通算128ホールドを達成した。
この日も1点差と緊迫した場面でマウンドへ。先頭の平沼を二ゴロ、代打・栗山を三ゴロに抑え、若林には二塁打を浴びたが、最後は源田を二ゴロに仕留めた。
帝京高、国学院大を経て、2019年ドラフト1位でヤクルトに入団した右腕は、中継ぎとして2020年から3年連続50試合以上登板。2022年8月31日の巨人戦(京セラ)では、プロ野球史上最速となる通算174試合で100ホールドを達成するなど燕の救援陣を強固なものにしている。