「和のこころ 糸にのせて 京の三趣」に出演した左から今藤政之祐、月亭八方、京山幸枝若 落語家、月亭八方(75)と長女の夫で長唄の今藤政之祐(51)がプロデュースした公演「和のこころ 糸にのせて 京の三趣」が10日、京都・よしもと祇園花月で開催された。
浪曲師の京山幸枝若(69)も招き、長唄、落語、浪曲を同時に楽しめる公演。落語に芸子の踊りを取り入れるなど、新しい演出に挑戦した。終演後、八方は「久しぶりに汗かきました。バタバタしていて、普通に高座だけで終わる方がええなと思いました。でも心地よろしゅうございます」と振り返った。
政之祐とは吉本の舞台では初の共演。「ええ声しているなと。このご時世やから、いつまでも息子でおってもらえるかわからんけどね、そういうことがなくなったら、ただの他人やからね」と冗談めかした。
政之祐は義父の印象を「何やってもOKなんですね。無理難題をやってもうまくまとめてくれる。『芸は良い加減』と常に言われています」と語った。