六回終了時、ベンチを出てホセ・オスナ(右)を出迎えたヤクルト・石川雅規 =ベルーナドーム(撮影・尾崎修二) (日本生命セ・パ交流戦、西武―ヤクルト、2回戦、10日、ベルーナドーム)ヤクルトのホセ・オスナ内野手(30)がビックプレーをみせた。1―0の五回1死二塁で平沼の捉えた打球が、一塁ベース付近に勢いよく転がり、オスナが捕球する手前でイレギュラーなバウンド。思わぬ方向に打球が飛んだが素早い反応で捕球し、そのまま一塁ベースを踏んでアウトにした。
これには好投を続ける石川とグラブタッチ。1死から長谷川に左越え二塁打を浴びて、オスナが捕球できずに抜けていれば同点に追いつかれてもおかしくない場面だった。今季は試合前時点でリーグトップの守備率・998と抜群の安定感を誇る来日3年目の助っ人が大きな壁となっている。