日体大の長距離競技会が10日、横浜健志台キャンパスで行われ、男子5000メートルに駒大の伊藤蒼唯(2年)が出場し、自己ベストとなる13分44秒49をマークした。
日体大記録会に出場した駒大・伊藤蒼唯レース中盤に集団から離されたが粘り、5000メートル13分台に突入。「13分40~45秒を目標としてタイムも出たが、レース展開はまだまだだった」といい、「今までだったらベストを更新してうれしかっただろうが、今回は集団からこぼれてしまい、悔しさも残る。満足していい結果ではない」と悔しがった。
次戦は来月のホクレン中長距離チャレンジ(北海道)を予定しているという。今年1月の箱根駅伝では初の三大駅伝ながら山下りの6区で区間賞。今季は地元・出雲の出雲駅伝から出走を目指す19歳は、「ホクレンでは13分30秒台を目標にしたい」とリベンジを誓った。