今季初の3連敗を喫した阪神・岡田彰布監督=エスコンフィールド北海道(撮影・松永渉平) (日本生命セ・パ交流戦、日本ハム4ー3阪神、2回戦、日本ハム2勝、10日、エスコン)阪神が開幕57試合目にして初の3連敗を喫した。八回無死一、二塁で大竹耕太郎投手(27)が加藤豪将内野手(28)に浴びた中前打が決勝点となった。大竹は今季初黒星(6勝)。常に追いかける試合展開で、1ー3の四回無死二、三塁から前川右京外野手(20)がプロ初打点を2点打で飾ったが、同点止まり。4打数無安打2三振の佐藤輝明内野手(24)は14打席ノーヒット。チームは今季初の2カード連続負け越しで交流戦は4勝6敗1分。岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=35勝20敗2分、観衆=3万2558人)。
ーー大竹は試合を作ったが、序盤の失点は
「今日は悪かったなあ。マウンド合わんかったんかなあ。高めばっかり行っとったよなあ」
ーーその後は調子を上げた
「だから、あっこまで投げたんやんか。それだけや」
ーー連戦で継投のタイミングに違いは
「継投のタイミングて、そらお前、万全で湯浅まで行けるんやったら行くけど、そういうことやろ? 勝負つける所まで行かんとしゃあないやんか。後ろ3枚、ビシッと行けるんやったら、そら。まだそこまで確立されへんやんか」
ーー前川が活躍した
「勝ち越してたら、代えられたけどなあ。同点じゃやっぱりなあ。加藤まで、3番までと言っとったけどな。4番からは加治屋を行くつもりやったけど、あの一球はちょっと甘かったなあ。最後の一球な」
ーーDHの戦いは流れに乗り辛いか
「いや、そんなことないやろ。あんまり振れてないということやろ」
ーーここまで3連敗がなかったことがすごい
「調べてないん? 調べてないんやろ」(ちなみに2003年の初3連敗は98試合目、08年は62試合目で今季は57試合目)