ヤンキース戦の7回、左飛に倒れるレッドソックス・吉田=ニューヨーク(AP=共同) レッドソックス3-2ヤンキース(9日、ニューヨーク)米大リーグ、レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が9日(日本時間10日)、敵地ヤンキース戦に「2番・左翼」で出場し、4打数無安打だった。無安打は5日以来4試合ぶりで打率は・309。初のライバル戦で結果は出せなかったが、チームは3−2で勝利し連敗を2でストップ。勝率を5割に戻した。試合後の吉田との一問一答は以下の通り。
――初めてのヤンキースタジアムでの一戦
「最後の場面もそうですし、すごく歓声というか声援も大きかったなと思います」
――今日は4万6000人の観客が入った、本拠地フェンウェイパークよりも球場は大きいが、観客が近い感じがするのでは
「そうですね。レフト守っていてもよく声も届きますし、聞こえます」
――ヤンキースファンからブーイングされることが強打者の証と言われるが、吉田選手にもブーイング飛んでいた
「あんまり聞こえてなかったです」
――球界を代表するゲリット・コールと対戦、安打は出なかったが収穫はあったと思うが
「やっぱり一つ一つの球のキレだったり強さはすごく感じましたし、次回対戦したときにまた攻略できるように準備したいなと思います」
――試合前、レフトの練習をしていた。試合前のルーティンは大事にしているか
「新しい球場なので、1戦目は特に球場の確認だったり。特にアメリカは左右非対称だったりするので、クッションの跳ね返りというところは、一応最低限、確認できることはしているっていうところですね」
――コールと対した第2、3打席で合計13球を投げさせたが、徐々に球が見えてきた?
「1打席目にちょっと1、2でいきすぎたんで。ボール球だったので、そこをちょっと反省して。入りが少し悪かったかなっていう印象はあります」
――ヤンキースxレッドソックス戦の印象は。
「今はチームがあれですけど、どっちかが1位2位を争っているところが。他のチームも切磋琢磨して強くなってるっていうような感覚で聞いてます。非常にレベルの高いリーグだと思いますね。ここは伝統ありますけれども、他のチームも、この地区はすごくレベルが高いなと思います」