六回のマウンドへあがる阪神・大竹耕太郎。後ろはきつねダンスを踊るファイターズガール=エスコンフィールド北海道(撮影・水島啓輔) (日本生命セ・パ交流戦、日本ハム4―3阪神、2回戦、10日、エスコン)阪神は終盤に勝ち越され、今季初の3連敗を喫した。 先発の大竹耕太郎投手(27)は八回途中4失点。三回までにソロ本塁打2本などで3点を失ったが、以降は立ち直って七回まで無失点。移籍後初となる八回のマウンドに上がったが、先頭の江越に三塁線を破る二塁打を許し、続くマルティネスに四球を与えて無死一、二塁。ここで加藤に中前適時打を打たれ、勝ち越されたところでマウンドを降りた。自身開幕7連勝の懸かるマウンドだったが、今季初黒星を喫した。 打線は0―2の三回1死二、三塁で、近本の二ゴロの間に1点を返すと、1―3の四回1死二、三塁で前川右京外野手(20)がプロ初打点となる同点の2点右前適時打。試合を振り出しに戻したが、その後勝ち越しには至らなかった。