五回、オリックス・杉本裕太郎を空振り三振に仕留めて吠える、DeNA先発のトレバー・バウアー=大阪市・京セラドーム大阪(撮影・林俊志) (日本生命セ・パ交流戦、オリックス2-4DeNA、1回戦、DeNA1勝、9日、京セラ)DeNA先発のバウアーは、0-0の二回1死から中川圭に右前打を浴び、その後2死二塁のピンチを背負う。捕手・伊藤とのサイン違いで伊藤が後逸。二走に一気に本塁を陥れられた。
1-1の四回にはオリックス・頓宮に甘く入ったナックルカーブを左翼席へ運ばれ勝ち越しソロを許した。6試合連続で本塁打を浴びたバウアーは、初登板から6試合目で通算2桁被弾となった。
それでもバウアーは、味方打線が六回に逆転するまで粘り強く腕を振り続け、7回2失点、9奪三振で来日3勝目を挙げた。
バウアーは、5月3日の広島戦(横浜)で7回7安打1失点の好投で初登板勝利。前回登板の3日の西武戦(横浜)で8回3安打2失点、10奪三振と真価を示し、この日の試合で2連勝とした。
SNSのツイッター上でも「#バウアー」がトレンド入り。ファンらは「バウアー相変わらず被弾するけど最近良い感じやね」「バウアーさんおめでとうー!!」「なんだかんだでバウアー試合作ったな」「NPBへの適応が上手くいっているようで何より」「バウアーこっから沢村賞間に合う?」など称賛の声が相次いでいる。