男子シングルス準々決勝でプレーするノバク・ジョコビッチ=パリ(ゲッティ=共同) テニスの全仏オープン第10日は6日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス準々決勝で、四大大会単独最多となる23度目の優勝を目指す第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第11シードでロシア出身のカレン・ハチャノフを4―6、7―6、6―2、6―4で下し、準決勝に進んだ。
男子シングルスのジョコビッチは第1セットで今大会初めてセットを落としたが、タイブレークにもつれた第2セットを取り返して勢いに乗り逆転勝ち。「第2セットを取れていなかったら、違う結果になっていたと思う」と一息ついた。
第2セットのタイブレークは、それまでの接戦とは一転してハチャノフに1ポイントも許さなかった。「全てのポイントが試合の結果を左右する。次のポイントを取ることだけに集中した」と振り返った。(共同)