プロボクシング東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太(30)=一力=と、WBOアジア・パシフィック同級王者の西田凌佑(26)=六島=が8月に大阪で開催される六島ジム興行で、王座統一戦を闘うことが濃厚だと5日、関係者が明かした。7月21日に東京・後楽園ホールで行われる一力ジム興行での対戦も計画されたが、西田陣営が大阪開催を希望した。
WBC8位、IBF9位の栗原は3月に王者だった千葉開(横浜光)にダイレクトリマッチで2回TKO勝ち。王座を奪われた相手にリベンジし、3度目の同王座を獲得した。IBF5位、WBO8位、WBC9位の西田は4月に挑戦者のソンセン・ポーヤム(タイ)に3-0の12回判定勝ち。3度目の防衛に成功した。オーソドックスの強打者・栗原と、サウスポーの技巧派・西田という対照的な世界ランカー同士の日本選手対決となる。
西田凌佑(右)と武市晃輔トレーナープロ戦績は栗原が25戦17勝(15KO)7敗1分け、西田が7戦7勝(1KO)。興行は「feat.3150FIGHT」として元世界3階級制覇王者の亀田興毅プロモーター(36)が協力し、インターネットテレビのABEMAで全試合無料生配信される予定。