3回 打者・古賀の時、三走の西武・渡部健人が本盗。4対0。捕手・伊藤光=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄) (日本生命セ・パ交流戦、DeNA-西武、3回戦、5日、横浜)西武は0-0の三回、デビッド・マキノン内野手(28)、渡部健人内野手(24)のタイムリーなどで3点を先取。なお二死一、三塁で、打者・古賀悠斗捕手(22)に対するカウント2ー1の4球目に松井稼頭央監督(47)が仕掛けた。一走・若林と三走・渡部で重盗を仕掛け、二塁へ送球される間に渡部が本盗を成功。意表を突いて4点目をもぎとった。
今季のチームスローガン「走魂(そうこん)」を象徴するかのようなプレーに、ツイッターではすぐさま「ホームスチール」がトレンド入り。「べっけんホームスチールは走魂すぎて草」「ダブルスチールきたあぁぁ」「これは走魂ですわ」「ベッケンが決めただと!?」「なんか面白いことが起きてるw」「これはすごい、ナイス采配ナイスラン」「ダブルスチール完璧だった」「二度見した」「松井監督の奇襲作戦、要注意だな…」などと身長176センチ、体重115キロの大柄な渡部の本盗に驚く声が上がっていた。なお、渡部は3日のDeNA戦で相手先発・トレバー・バウアー投手(32)のモーションを完璧に盗み、プロ初盗塁を記録している。