五回、逆転の3点本塁打を放った阪神・大山悠輔=甲子園球場(撮影・松永渉平) (日本生命セ・パ交流戦、阪神-ロッテ、5日、3回戦、甲子園)阪神・大山悠輔内野手(28)が五回に起死回生の7号3ランを放ち、逆転に成功した。
3点差を逆転された直後の五回、先頭の近本が左中間二塁打で好機を作り、その後、暴投や四球などもあり1死一、三塁。ここでロッテ先発・小島の4球目、内角低めの直球に反応し、左翼席に運んだ。
大山は試合前時点で5月の打率・444(9打数4安打)、1本塁打、4打点と絶好調。この日は2打席連続三振と当たりがなかったが、劣勢の場面で値千金の一発で試合をひっくり返した。