映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の「日本最速試写会レッドカーペット・イベント」に出席した侍ジャパンの栗山英樹前監督=5日午後、東京都港区(撮影・梶川浩伸) 3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた侍ジャパンの栗山英樹前監督(62)が5日、東京都内で行われた映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」(16日公開)の「日本最速試写会レッドカーペット・イベント」に出席した。中村獅童(50)・小川陽喜(5)親子、観月ありさ(46)、吉田沙保里(40)らも登壇した。
栗山前監督はレッドカーペットは初めてといい、「僕らは土の上がいいかな」と話しながらも満面の笑顔。スパイダーマンについて「自分のことよりも誰かのためにという、まさに〝侍魂〟」と絶賛した。
また作品にちなんで、愛する人を救うか世界を救うかの究極の選択を聞かれると、「僕だけに二刀流許してもらえますか。2ついけるんなら2ついくぜです」と監督を退任しても闘志満々だった。
また陽喜は小さなスパイダーマンのコスプレで登場し、右手から糸を放った。隣で見ていた獅童は「今日からスパイダーマンのコスプレは、悔しいですけど、陽喜に譲ろうかな」と目を細めた。
続けて「今までさんざんやらせていただいたんですけど、今日をもちまして僕のスパイダーマンのコスプレは封印です。陽喜が2代目として襲名する運びとなりました」と突然の〝襲名披露〟で笑いを誘った。