リシャール・ミル・ヨネックスレディス最終日(4日、静岡・朝霧ジャンボリーGC=6687ヤード、パー72)前日サスペンデッドとなった第1ラウンドの残りを行い、昨年11月の無期限休養宣言後、初めて試合に出場したツアー通算13勝の成田美寿々(30)=フリー=は1アンダーの34位で予選を通過したが、2アンダーまでのセカンドカットには残れず、決勝ラウンドには進めなかった。
成田のツアー出場は昨年10月の「富士通レディース」以来。同年8月の「CATレディース」以来となる予選通過に「チャンスにつけて、外しまくってと自分のスタイルだったけど、すごく楽しかった。予選は通りたかったので、目標は達成できたかな」と笑顔で話した。成田は極度の不振に陥った20―21年シーズンに賞金ランク102位、昨季も同ランク144位に終わり、自身のSNSで「ツアーを離れて休養をすることに決めました。期間は決めていません」と休養を宣言していた。
今後については「またゴルフが大好きになった。でも、先のことは何も決めていない」と話し、「主催者推薦選考会(マンデートーナメント)や、(来季の出場優先順位を決める)QTにも出るつもりは今のところありません」とした。