アストロズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発し、投球するエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同) アストロズ6-2エンゼルス(2日、ヒューストン)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)は「1番・投手兼DH」でフル出場。1番での二刀流出場は昨年7月28日のレンジャーズ戦以来で、1番での起用自体も今季初めてだったが、6回を投げ2本塁打を含む9安打5失点、6奪三振1四球で2敗目(5勝)を喫した。球数は107で、防御率は3・30。打者では4打数無安打、1四球2三振に終わった。
今季ワーストタイの5失点を喫した大谷だが、六回には敵地のファンと日本でテレビ観戦したファンをほっこりさせる場面を見せた。先頭のタッカーが一塁ライン際にボテボテの打球を放つと、大谷がそれをキャッチ。走路上に立ちふさがる形になった大谷は両手を広げてタッカーを待ち構えた。するとタッカーが右手を差し出して、2人はハイタッチ。大谷はアウトになったタッカーの背中をポンとたたいた。
このやり取りに敵地・ミニッツメイドパークのファンも大爆笑。土曜朝の日本のSNSでも話題となり「大谷とタッカーの絡みかわいい」「紳士的なやり取り」などといったコメントが寄せられた。