タレント、トミーズ雅(63)が3日、MBS「せやねん!」(土曜前9・25)に生出演。肺がんと間質性肺炎のため81歳で亡くなった上岡龍太郎さんをしのんだ。
番組冒頭からニュースを取り上げ、上岡さんが2000年に芸能界を引退したことから「たむけんやめる言うてやめてへんやんけ。インスタとか出とるやん。(上岡さんは)ホンマにスパッとやめた」と同番組の元レギュラーで5月に米国に移住したたむらけんじ(50)をイジった。
しかし、その後は「本当に恩人」と切り出し、若手時代にいくら漫才を作っても仕事が増えないときを懐古。「そのときに『EXテレビ』に声かけてもらって、全然売れてないのに全国ネットで『日本で一番おもろい漫才師』って。全国ネットで20分の漫才2本させてもらった」と振り返り、「そしたら世の中が変わった。2年後に『いいとも!』のレギュラーになって東京行けて、現在に至る」と上岡さんに感謝した。
続けて、「本番前に『おもしろくないものはね、テレビでおもしろくできんねん』と。編集とか声入れで。『テレビの限界はおもしろいものは半減するから。ごめん』って。それを先言うてきた」と人柄を明かした。