試合前、笑顔で撮影に応じるレジー・ジャクソン氏(左)とエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同) 【ヒューストン(米テキサス州)1日(日本時間2日)】アスレチックス、ヤンキースなどでプレーし、現役時代はポストシーズンでの勝負強さから「Mr.October」と呼ばれたレジー・ジャクソン氏。現在は、アストロズの特別アドバイザーを務めているが、試合前にブルペンでの投球練習を終えた大谷翔平投手(28)と対面。その後、取材に応じた。主なやりとりは以下の通り。
――どんな話をしたのか?
「彼に、プレーを見ていつも楽しませてもらっているということを伝えた。誰も比較する選手がいないと。彼の通訳に“Special”を日本語でなんというか聞いたんだ。何だっけ?」
――特別
「そう、トクベツ。彼に日本語でそう伝えたら、”Thank you”と言っていた。Thank you は『アリガトウ』だよね。でも彼は、本当に礼儀正しく、素晴らしい人間だ。カッコいいしね」
――もし、投手・大谷と対戦するとしたら、初球は何を待つ?
「やはり、真っすぐを待たなければ。真っすぐのタイミングで待って、変化球に対応していく。スライダーもたくさん投げるけど、やはり、真っすぐをケアしなければいけない」
――あれだけのスイーパーを投げるけど
「肘は大丈夫なのかな? 2−3カ月なら大丈夫かもしれないけど、10年となると、肘が耐えられるか心配だ」
――彼と会ったのは初めて?
「そうなんだ。もちろん、彼の試合は何度も見ているけど、会って話をしたのは初めてだ。彼が投げるのをみるのを楽しみにしている。いつだっけ?」
――明日
「明日も、ここに来るよ」